帯広慈光学園

生活介護

常に介護を必要とする障がいのある方に昼間、入浴・排泄・食事などの介護や調理・洗濯などの家事、創作的活動や生産活動の機会を提供します。

【利用できる方】

  • 障害程度区分が区分3以上(施設入所支援に入所する場合は区分4以上)
  • 50歳以上の方は、障害程度区分が区分2(施設入所支援に入所する場合は区分3以上)

一日の流れ

支援の内容

平日9:00~16:00は昼間の生活支援と合わせて利用者様の特性に応じた8つの作業グループで活動します。利用者様には椎茸や農作物の栽培、清掃、リネン、リサイクル作業などを通じて一人ひとりに「役割」「やりがい」「喜び」などを感じていただけるよう支援を行います。作業での収益は利用者様に工賃として還元されます。

各グループの活動

椎茸・農耕グループ

椎茸グループは原木で椎茸栽培を行っています。雪解け前の植菌作業から始めて、榾木(ほだぎ)の浸水、生育管理、収穫のサイクルを11月頃まで行っています。収穫した椎茸は、近隣の方々や『北の屋台』でも販売させて頂いています。
農耕グループは大根やカボチャ、豆のほかニンジンやオクラ、なす、いちごなど様々な作物栽培にチャレンジしています。
近隣の農家さんにも協力を得て慈光学園オリジナルのソバ作りも始めました。

清掃グループ

施設内の玄関や廊下、ホール、食堂などの清掃活動や施設利用者様の衣類の洗濯と仕分けを主に行なっています。帯広慈光学園の利用者様が清潔で快適な環境で過ごせるのも清掃グループの皆さんのおかげです。

リネングループ

リネンと扱う業者から委託を受け、フェイスタオルとおしぼりを丁寧に伸ばし結束する作業を行っています。
フェイスタオルとおしぼりの伸ばし作業から結束まで、利用者様個々の能力に応じて細かく役割分担をしていますので、皆さん集中して作業されています。

タイヤグループ

車両用タイヤのリサイクル業者から委託を受け、ホイール付きタイヤを分離して納品する作業を行っています。分離作業前のエア抜きやバランスの取り外し、運搬作業など利用者様の障がいの程度に応じて作業に携わることが出来ます。

クラフトワークグループ

牛乳パックを再利用し製品作りを行っています。また1㎞先の学園農場まで徒歩で向かいそこから出るゴミの回収を行い、体力の維持に繋げています。重度の障がいがある利用者様が中心のグループなので一人ひとりの能力に応じたペースで作業を進めています。

リサイクルグループ

使用済みのロウソクと空き缶を回収して、手作りキャンドルの制作と空き缶の洗浄・分別・潰し・納品やクリニーング店のハンガーを回収して分離作業を行っています。
重度の障がいのある利用者様個々の特性に応じた自立課題も行っています。

リハワークグループ

機能訓練を目的としたリハビリ運動や自立課題の他に重度の方や車いすを使用している方が生きがいを持った生活が送れるよう 花壇やプランターで花栽培などの軽作業を行っています。
利用者様個々の特性に応じた自立課題や運動機器を使った体力づくりも行っています。

資源グループ

施設内で不要となった書類や廃紙をはさみシュレッダーや手動シュレッダー機を用いての細断と空き缶からリングプルを収集する作業を行っています。
自閉症の方も作業が理解できるように時間や空間の構造化を行い、重度の障がいのある利用者様個々の特性に応じた工夫をしていますので安心です。

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